時間を巻き戻すことは出来ないし、言った発言を撤回することも出来ません。
生きていれば会えたかもしれない。
生きていれば謝られたかもしれない。
でも死別してしまったらその手段を失ってとても辛い気持ちでしょう。
喧嘩別れしてしまった故人と、そしてその後悔とどう向き合えば良いのか。。。
正解はありません。
ですが今出来ることはあります。
本記事ではその気持ちとの向き合い方や、これからに向けての指針をお伝えします。
大切なことは焦らないこと。
ゆっくりで構いません。
読み進めていって頂ければ幸いです。
喧嘩別れのまま死別してしまったときの現実
大切な人が突然亡くなってしまって気持ちの整理が出来てないことだと思います。
「あんな酷いことを言ってしまった…」
「なんてことをしてしまったんだろう…」
と辛い気持ちになってるかもしれません。
両親や恋人、旦那、妻、祖父、祖母など大切な人を失った気持ちは計り知れません。
喧嘩別れじゃなかったとしても突然のお別れは辛いです。
いくら後悔しても拭い切れるものではありません。
でも、あなたが喧嘩したから亡くなったわけではありません。
そこだけは冷静になって落ち着いてみて下さい。
喧嘩別れ後に死別した人が抱えやすい後悔
亡くなってしまっては謝ることも出来ないし、やり直すことも許してもらうことも出来ないですよね。
辛いですよね。。。
でもその気持ちを持っていることが故人には伝わってると思いますよ。
「強く言ってしまった」
「一方的に悪口を言ってしまった」
「もっと素直になれば良かった」
「連絡を見ればよかった…」
振り返ると無限に出てくるでしょうがその時はそれ以外の選択肢が無かったはず。
喧嘩別れじゃなかったとしてもその感情は生まれてきます。
- もっと親孝行すればよかった
- 感謝の気持ちを普段から伝えておけばよかった
- もっと帰省しておけばよかった
- 電話に出ればよかった
人はなくなって初めてその大切さ、尊さを実感できる生き物なんです。
「もっとこうすればよかった」と感じる理由
死別してしまうと喧嘩の解決が出来ないし、生きてるあなたに取ってみればその感情をどうすればいいか。。。
区切りがない気持ちがいつまでもグルグルと回ってしまいます。
故人に伝えられなかった想いはどこにもぶつけられないんです。
後悔とどう向き合えばいいのか
無理やり今の気持ちを消そうとすればさらに後悔に心が押しつぶされそうになります。
なので忘れようと忘れようとするのは絶対にやめて下さい。
こればっかりは時間が解決するしか他無いので、後悔や未練を感じることが自然な感情なのだとまずは認めてあげてください。
無理に忘れることもせずに、逆に自分自身を責めすぎないようにすることが大切です。
反省、謝罪、申し訳ない気持ちがあればそれで故人にとっては十分すぎるほどです。
あなたが生きてることがまず有難いことなんです。
心を整理するためにできること
一人で考えても暗い暗いほうに落ちていってしまいます。
話せる相手がいるのであれば親身になってもらいましょう。
頼っていいんです。泣いていいんです。
感情を爆発させて全然大丈夫。
みんなあなたのことが心配です。
あなたの気持ちはみんな分かっています。
故人に言えなかった気持ちをぶつけてみて下さい。
すぐに落ち着かなくても大丈夫。
ちょっとずつでいいんです。
まずは身近な人に頼ってみて下さい。
「最後の言葉」に縛られない考え方
喧嘩したくて喧嘩をふっかける人はいません。
人は生きてる以上、価値観や性格、考え方のズレはあるものです。
血のつながってる家族でもあるんですから、夫婦喧嘩があるのも当たり前。
だからその思いがぶつかることはどんな人でもあります。
感情と感情がぶつかれば本音とは程遠い方向にいくこともあります。
だからより仲良くなれたりするんです。
脳裏に焼き付いてこびりついて取れないと思います。
無理に取る必要はありません。
最後の言葉だけではなくてそれまでの出来事や記憶、思い出も思い出してみて下さい。
いろんなことがありましたよね?
楽しかったことも、悲しかったことも、いろんなことが。
故人との関係をどう受け止めるか
- 一緒に旅行してトラブルにあったこと
- いじめられてた私を助けてくれたこと
- 一人ぼっちだった私といっぱいお話してくれたこと
- 一緒にテレビを見て笑ったこと
- 近所の公園で遊んだこと
- 誕生日を一緒に祝ったこと
数え切れないほどの思い出があったと思います。
振り返ったらしょうもない出来事やつまらないこともあったと思います。
そのすべてが2人の歩んできた人生なんです。
1つ1つに意味があり、1つ1つが2人の記憶にあります。
決して喧嘩別れだけがすべてではないんです。
少しずつ前を向くために
無理に切り替える必要はありません。
まずは故人との思い出を少しずつ少しずつ思い出してみて下さい。
小さな一歩でも全然いいんです。
すぐに自分を許す必要はありません。
ゆっくりゆっくり時間をかけて故人との思い出を書き出してみて下さい。
それがいつまでもいつまでも時間がかかっても大丈夫です。
それが故人への弔いになります。
あなたへの弔いにもなります。
喧嘩別れの死別から逃げなくていい
「酷いことをしてしまった」
「もっと優しくすればよかった」
「謝りたかった」
後悔することは自然な感情です。
故人と向き合うことで少しずつ時間が進んでいきます。
自分を責めすぎず頼れる人に相談に乗ってもらいながらゆっくりと記憶に思いを馳せてみて下さい。
本当に大切だと感じるのであれば逃げずにゆっくり向き合ってみて下さい。
それが故人のためになりますよ。
自分を責めないで大丈夫。
ゆっくりと。
ゆっくりと。
お2人の記憶を振り返ってみて下さい。